movietraverseのblog

映画TRAVERSEのブログです。 日本発の武道空手家によるリアルアクション・ヒューマンエンターテイメント映画

2020年10月

主演・田部井さんと、ヒロイン・恋さんの...なんとなくギクシャクした感じ...


映画のロケ終盤、アクションシーンの連続...

田部井さんの身心は、激しく削れていきます...

いつ倒れてもおかしくないギリギリな状況です...。


実は、筆者は、恋さんの壮大なサプライズストーリーに協力する形で、

裏事情を知っておりました...


ギリギリの状況の田部井さん...恋さんが物理的な支えとなっていただきたいと思いつつも...

しかし、最後の最後に大どんでん返しの一大サプライズのため...

田部井さん...ヒジョーにキビシイ状況ではありますが...ここは、なんとか耐え忍んで下さい...。 そのギクシャク感も全て最後の最後...必要なスパイスなのでありマス!

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ここからは、筆者が田部井さんの心の声を(妄想ではありますが)交えながらお送りいたします。

映画のロケは...キャストひとりひとり、出番が終わった順にオールアップと言い、そのロケを離れていきます。

ひとり、また、ひとり...オールアップで離れていきます...

当然主演は、出番がほぼ全体にあるため、最後に残っていく形となります...。

(だんだん寂しくなっちゃうな...)


ロケ最終日は、アクションに次ぐアクション...田部井さん最後の正念場...。

ヒロイン恋さんは、前日にオールアップしていました...

しかし、”お父さん”を見守る形で、現場に来られた恋さん!

(里菜!来てくれたんだ!!)

とっても嬉しかったご様子の田部井さん。

しかし、相変わらずなんとなくギクシャク感...

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最後のロケは...徹夜になる模様...

恋さんも帰らなければいけない時間となり...

(...帰っちゃうのね...やっぱり...そりゃそうだよね...)



へこんだ心を、取り繕い、最後の闘いに向かう田部井さん...。

身心ともにギリギリの闘い...

ボロボロになりながら、父と娘的には”孤独”の闘いとなった高梨淳こと田部井さん。

長い長い闘いは...明け方に...ようやく終焉を迎えました...。

(終わった...スタッフのみなさん...ありがとう...)

田部井さんオールアップです! そして、映画TRAVERSE、クランクアップ!

お疲れ様でした...ボロボロで、立っているのがやっとのご様子の田部井さん...

そこへ...花束を持った、ヒロイン・里菜役・娘、恋さん登場!

(え!?なんで!? 何!? 帰ったんじゃなかったの!?)

状況が把握できずに困惑マックスの田部井さん。

明け方まで、娘が帰ったあとの孤独の闘いだったはずの田部井さん...。

ずっと、娘が、影に隠れながら見守ってくれていたことを悟り...号泣...。

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ここにたどり着くまでの想いが...乗り超えて来た日々が...二人の間に流れます...。

本当の父と娘を超えた...父娘を観ました...。


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主演、田部井(ためがい)さんは、ヒロインの恋(れん)さんのことを、

役名で里菜と呼んでいました。

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ロケに突入するまえから、二人は演技の練習をひたすら続けてきました。

濃い時間を共に歩んできました。

ときに壁にぶつかり、乗り超えてきました。

必然的に仲良くなります...


そして、2018年の秋...ロケに突入して、しばらく経った頃...

田部井さん「里菜が...なんかよそよそしかったり、ちょっと冷たい感じだったり...なんでだろう!?」

と、困惑気味に言われていました。

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なになに!? 無敵の空手家、田部井さんが困惑...!? これは...何かある!

記者魂(?)が何かを察知!...決して興味本位ではなく...(汗) 


恋さんをちょっと観察してみると...田部井さん以外のキャストやスタッフの方々とは、とっても明るく楽しそうに接しているのですが...確かに、田部井さんとは、ちょっとなんだかギクシャクモード...。

ロケ前の練習で二人を観ましたが...とっても仲が良くて...


本当の父と娘!?と、ウワサがあるぐらいの二人...もしかして、リアル反抗期!?


後編へつづく

映画をロケする地域が決まって...

ロケハン...ロケーションハンティングを行います。

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その地域の特徴的な場所、美しい場所...

「画になる」場所を探します。

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それぞれのシーンに適しているということはもちろんですが、

その上で、せっかくこの地域で撮るのだから...という想い、

より美しい画になるように...

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素晴らしい場所をみつけたとき...

「おぉ!!この場所...使いたい!」

などと...やりながら、何気ないシーンでも、

少しでも...より良い画を...と、手抜きなしです。

アクションシーンの撮影には時間がかかります。

この映画は、アクション映画ですので...

たくさんの時間をアクションシーンに費やすことになります。

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ひたすらアクション...という日々もあります...。

主役の高梨淳、ずっと闘っています...主役ですから...。


ハードスケジュールの中でのハードなアクションシーンの撮影...

今でこそ、TRAVERSE関連のラジオやテレビ番組で、そのハードなエピソードを

笑い話などにされている主演の田部井さんですが...

その現場は相当過酷だったはずです。

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その現場で、スタッフが思ったのは、

「武道家は...やはり、普通ではない...」

...どのように普通ではないかというと、主役なので、アクションシーンの連続で

ボロボロになっているはずなのですが、現場の雰囲気を明るく、楽しい場所に...

”座長”として引っ張っていたこと...

現場の雰囲気を創るのは、監督と”座長(主演)”です。

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この映画のウリのひとつ、リアル武道空手家を主演に抜擢...で、田部井さんが主演をはられ、

映画の中だけでなく、座長として...超人だった...です。

TRAVERSEのロケはハードスケジュールでした。

短い時間でいかに良いものを、いかに効率よく撮るか...

とにかく、時間との闘い...

キャストの方々の時間調整、撮影場所の使用時間の制限、移動の時間...

様々の兼ね合いをつけて複雑な撮影スケジュールを組みます。

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ときに、2班に解かれて撮影などもあり、ときに合流、

スタッフやキャストを入れ替えて別々へ...など、複雑な日もありました。

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この撮影スケジュール...全部のシーンを効率よく撮るように...組むのも大変です...。


当然ですが、キャストは時間が前後しまくります。

その時点でのそのキャラクターになりきらなければなりません...

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キャスト、スタッフ、それぞれのパートの役割を全員がバッチリ果たして、

ひとつの作品となります。

チームTRAVERSE...最高のチームでした...。

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