movietraverseのblog

映画TRAVERSEのブログです。 日本発の武道空手家によるリアルアクション・ヒューマンエンターテイメント映画

2021年04月

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赤く染まったこの景色...

...朝だったか...夕方だったか...

方角が解る方ならば、すぐに解ると思いますが...


アクションシーンの撮影で何度朝を迎えたことか...

夕焼けを撮って、朝焼けを撮って...


当然ですが、主演の田部井さんを中心にアクションシーンがあるため、

ほぼ全てのアクションパートに田部井さんが絡んでいます。

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身心を削りながらのロケ...

さすが空手家です...気合い、根性...

強靭な精神力で、ボロボロの身体を引っ張られているのが解ります...。


当初、この撮影スケジュールでは、絶対に主演が壊れる、倒れる...と囁かれていました。

しかし、そんなハードな状況で、最後まで完遂した田部井さん...

クランクアップ時に、その姿にも感動させられました...。


この映画のアクションの気迫は本物です! 魂の叫びが込められていると言いますか...

ギリギリの闘いは...当人は苦しい極みでしょうけれど...その姿は、

まばゆく光り輝いています...

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悪者役の方々...

みなさん、それぞれに、特色があるコワさ、雰囲気を醸し出しておられます...

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ボス・ウォン...冷徹で、人を虫けらのように扱う...。冷酷非道。人とのやりとりは、飄々(ひょうひょう)としている印象があります。

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最強の敵・マサト...”狂気”という言葉が似合います。普段はクラゲのようにいつもユラユラしています...。

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チャン...顔がコワイ...ちょっと下っ端風のワル役。

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レン...なまった日本語を使い、ちょっとコミカルな悪役キャラクター...。


それぞれの役を務められた俳優の方々の素顔(筆者の独断によるものです。)


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ウォン役 津田寛治さん...甘いものが大好きで、とても丁寧、優しい雰囲気の津田さん。


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マサト役 笠原紳司さん...物腰が柔らかく、常に人を気遣われています。とても優しい笠原さん。


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チャン役 たつみげんきさん...とても優しく、名前の印象そのままという感じの方です。礼儀正しく、とても丁寧なたつみさんです。


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レン役 遊木康剛さん...とても真面目で誠実、知的な印象の遊木さん。



みなさん、”役者”...演じる技、演技の使い手...なので、当たり前なのですけど、素顔と役のキャラクターに大きなギャップがあります。 素のみなさん、とても優しくて、演じたキャラクターとは正反対でした。


役者の方々の、役と素のギャップを観じられるのは、制作に携わった者の特権かもしれません。

素の自分とは全く違う人間になりきる...スゴイ技です。


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高梨淳役の田部井淳さん。


キャラクターには設定があります...
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高梨淳は、高所恐怖症という設定です。

高いところが怖くて、観覧車に乗れない高梨。

田部井さんは...高いところは...好きだそうです!

眺めの良いところ、景色の良いところ、風が気持ち良いところ...

ちなみに、脚本を書いた岡田監督は、高所恐怖症だそうです。


高梨淳...落ち込んで酒をあおるシーンがあります...

田部井さん、お酒は、ほとんど飲まない(飲めない?)そうで...

「お酒の飲み方が解らない...(笑)」

と...。


嫌なこととか、ストレスとかを、お酒を飲んで緩和できたり、

お酒を飲んで気分良くなったり...

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「そういうふうに出来ることがウラヤマシイ...

自分は、お酒を飲むと、すぐに頭が痛くなっちゃいます(笑)」

と、田部井さん。ストレスや辛いことなど、お酒での緩和はできないそうです...


高梨淳と田部井淳...似ているとこと、似ていないところ...


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高梨淳の”コスチューム”について...

悪の組織、蠍に決戦を挑む高梨。そのとき戦闘服?に...

ヒーローが変身したように感じられる瞬間ですが...


そのヒーローコスチューム...実は、これは、高梨役の田部井さんチョイスなのです。

伺うに...まず、この黒と白の色使い...

それは、空手家ならではのこだわり...

白い道着に黒い帯...まさに空手家カラー!

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ボトムは、エンジ...色は、田部井さんの好みだそうです!

この色...娘・里菜役の恋さんも自分で服をチョイスしたのですが...

偶然にも同じ色のエンジ...打ち合わせなしに...さすが父娘!ですね...。

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空手アクションは、蹴技も見せ場のひとつ。

蹴りを自在に繰り出せるように、ストレッチ素材をチョイス。


色と機能にこだわった、ヒーローコスチューム、戦闘服です。

映画TRAVERSE...ファンの方からいただいたメッセージや、

舞台挨拶のときに、何回も観てくださっているファンの方から伺ったのですが...

そういうファンの方々の楽しみ方のひとつに...

なりきりセリフのモノマネ & 応用 があるそうで...

伺った一部をご紹介いたします。


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高梨のセリフ 「自分を...超える...」

ちょっとピンチのときとか、チャレンジのときに、このセリフを言いながら、

”あのユラユラする動き”(態創と言うそうです。)をマネして...

しばらく揺れたあと、「よし!自分を超えたぞ!」と、事に当たる...。

とか、仲間同士で、何かをしようとしたとき、

「ちょっと待って、自分を超えるから!」

と、言って”態創”をやって...「よし!自分を超えたぞ!」となって...事に当たる...

のような遊びというか儀式というか...



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高梨の友人、佐山のセリフ「タカナシ!」

これは、高梨を呼んでいるだけなのですが、このイントネーションが独特で...

TRAVERSEを観た人同士でしか通用しませんが、人の名前をこの雰囲気で呼ぶ...

それだけで、盛り上がれます...。


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高梨亜紀のセリフ 娘、里菜の顔を覗き込み「よかった、怒ってない!」

のシーンを再現して親子でやっていたり...


これ以外にも、こんなことやってマスということがありましたら、

お伝えいただけましたら幸いです! 

ファンの方々...本当に有難いです...。

応援掲示板の方もよろしくお願いいたします。


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