movietraverseのblog

映画TRAVERSEのブログです。 日本発の武道空手家によるリアルアクション・ヒューマンエンターテイメント映画

2021年07月

高梨淳...念願の空手道場を持って...

養女として里菜を家族に迎え...

妻の亜紀と...

家族3人で、これから幸せになっていこう...

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という矢先に、亜紀が殺されてしまい...

残された高梨淳と里菜は...一気に地の底に叩き落されてしまいます...



劇中、陰陽理論の話が出てきますが、

良いことがあれば、良くないこともあり...

凄く良いことがあれば、凄く良くないことが...


だとするならば、高梨淳と里菜は...この最大の不幸とピンチを乗り超えたら...

次は、とっても、とっても、良いことが...


映画を観て、二人の未来を様々考え、感想として伝えてくださった方々がみえます。

みなさん、明るい未来をお話してくださいました。


きっと二人は幸せに...

きっとまた試練もありながら...

それも超えて幸せに...


そういう続編を楽しみにしてくださっている方も多く見えます...


最終的には、みんな幸せに...そういう世界であってもらいたいと...思います。

この映画TRAVERSEは、

岡田監督のチャンバラ的要素、

白善アクション監督の香港アクション的要素、

そして、田部井さんの、武道空手の神髄エッセンス...

それぞれの想い、形、技術などが詰まっています。

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そんな中で、田部井さんの武道空手の神髄エッセンスが劇中散りばめられているのですが...

「人の身体は水...」

など...。舞台挨拶の時にお客さんからの質問があり、

それに答えられていた田部井さん。


普通に生活していたら、接する場面などまずないその神髄エッセンスの部分。

リアル技術なので、田部井さん、そのことについてお話をされていました。

具体的にやっていること、身体が感じていることを言葉にして伝えていた田部井さん。


そんなことが人間はできるの!? というような内容だったりします...

恐るべし、武道空手家...


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アクションは...削れます。

身心が...。


主演の田部井さん、いつも明るくされていましたが、

その実、アクションシーンの撮影を進めるにつれ、身心が削れていきました...。

物理的に身体が削れていく、壊れていく田部井さん。



マリーナでの撮影...

数々のアクションシーンの撮影が待ち受けていてヤバイ感じが...

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脚部に疲労がたまり、脚が腫れあがってしまったり...


クルーザーに飛び乗るシーンで、

着地の際にわき腹をぶつけて傷めてしまったり...

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しかし、それを言い訳にアクションが鈍るわけにはいきません。

リアル・アクションがウリの映画なのですから...


いつも笑顔で場の雰囲気を明るく創っていた座長の田部井さん。

その削れた状態で...リアル武道家の精神力...。


TRAVERSEの現場は、いつも明るく楽しい雰囲気でした...。


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「ヒーローは...護るものが多くて大変だ...」

と、”悪者”が言います...(※TRAVERSEでは言ってません)

悪者は、その護るものが弱点となると言います。


確かに、護るものがあるために、ピンチになることもあります。

人質に取られてしまったり、護りながら闘うため足かせになったり...


しかし、ヒーローは、そもそも、護るもののために闘うという大前提があります。

護るものは、ヒーローが闘う理由と言えます。


映画TRAVERSEのヒーロー・高梨淳は、

妻・亜紀を護れなかったことにさいなまされ...

自暴自棄となり、その後復讐のために敵地へ...

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自暴自棄~復讐心で走っているときは、”ヒーロー”ではない高梨。

娘・里菜の存在が、高梨をヒーローに!

「里菜を護る...」 高梨の心がそうなったとき、高梨はヒーローとなりました。

護るために闘うヒーロー...

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ヒーローになったり、ヒーローではなくなったり...

高梨は、強さも弱さも併せ持ち、とても人間臭い...リアルヒーローなのです。


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「映画館を出ての反応」

過去に…

アクション映画を観終わってシアターの扉を開けたとき...

バーン!と出てきて、目の色が変わって…

立ち居振る舞いを真似する大人から子供までの..."男の子"達...

そんな映画がありました。

TRAVERSEをそんな映画にしたいと言われていた岡田監督。


そして...


映画TRAVERSEを、様々な層の方が観てくださって、

それぞれのハマり方をしてくださったように感じます。

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アクションシーンにハマって、目の色が変わっている方も見えれば、

護るために闘うお父さんというところにハマる方...

父と娘のドラマに涙される方...

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そういった多様な反応を拝見し、

幅広い層の方がそれぞれに感じていただける映画となったのだと感じ、

当初の岡田監督が思われた部分も含みながら、さらに様々な反応がプラスされいます。

そこが、「スルメ映画」と呼ばれる所以かもしれません。
何度見ても、いろんな発見があると、言っていただいて、とても、嬉しく思います。

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さらに、Amazonプライム、及び、U-NEXTの見放題にも仲間入り。

ぜひ、何度もご覧ください!


映画TRAVERSE公式サイト

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